鎌倉殿の13人

こんにちは🌹みなさん

SPLENDIDE NATURE代表の小泉昌代です。

今年の大河ドラマは三谷幸喜さんの鎌倉殿の13人です。勿論面白いと楽しみにしています。

私は高校の演劇部で岡本綺堂の戯曲修禅寺物語の源頼家役をやらせていただきました。

簡単に説明をしますと、伊豆修禅寺の面作り師(夜叉王)は将軍源頼家の面を頼まれ面を打つが納得のいく面が出来なかった。

けれども催促に来た頼家はその面が気に入り持ち帰る。夜叉王の姉の娘のかつらを側女とし嫁がせる。その後、頼家は北条に襲われ命を落とす。かつらはその面をつけ身代わりにたとうとして深傷を負って家に戻る。夜叉王は頼家の運命が面に現れたものと満足し断末魔の娘の顔を写生した。

なんと凄まじい物語ですが新歌舞伎にも使われた有名な戯曲です。

台本を渡された時に私はかつらの役を演じたくて一生懸命にセリフを毎日練習し隣の家まで聞こえる様な大きい声で、隣人からは何をやっているの?と言われるくらいでした。

けれども頂いた役は源頼家の役でした。え〜殿様役と思いましたが、せっかく私の大好きな先生から指名を頂いたので頑張ってやることにしました。かつら役をひとつ上の先輩がやることになりました。その先輩は私に好意を持ってくれていましたがボーっとしている私は先輩の気持ちに全く気づかずにずっと稽古に励んでいました。その劇が終わって暫くしてから私はその先輩から高価なパールのイヤリングをプレゼントされました。どうして私にプレゼントをしてくれたのかもわからずに。

演劇部の部長さんからその先輩の気持ちわかってあげて!。凄く悩んでいるのよと言われましたがどの様にわかっていいのかが良く分からずそのままになってしまいました。愛って難しいものですね。

受け止め方が分からない17才でした。繊細な先輩の木下先輩は今どうしていますか?

See you again

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