懐かしの喫茶店

こんにちは🌹みなさん

SPLENDIDE NATURE代表の小泉昌代です。

まだ、日本が平和だった頃。『あいあむ』という喫茶店があった。道路の中央に走っている電車の最後の停留所に位置していました。大人になった気分で18歳の頃から通っていた。今あったら毎日行きたい味のあるお洒落なところです。

そこのマスターの顔は覚えていませんが感覚的に阿部寛的に背が高く渋い大人の男性でアイスコーヒーにはアイスコーヒーで作った氷が入っているくらいこだわりの強い人でコーヒーゼリーができた時には味見をさせられ意見を求められました。ニューヨークチーズケーキもあったような気がします。

珈琲は粉から珈琲ミルで丁寧に弾いてゆっくり落とす。キリマンジャロとかブルーマウンテンなどそれぞれに味が違うものを各種用意をして出してくれます。コーヒーカップはヨーロッパ陶器、お皿にクッキーが少しだけのって珈琲タイムを楽しむ。

その頃の喫茶店はどこも店内が暗く秘密めいていました。私は当時、珈琲に生クリームがのっているウィンナコーヒーをよく注文しました。何となくお洒落で異空間の中ひとときを楽しみました。

小さな小窓があり、そこから歩く人々の姿が見えますが誰一人こちらを見ません。小窓は蔦の葉で覆われていて丁度良い感じでした。店内は割と狭くテーブルが2つとカウンターがあり、そこには椅子が並んでいました。丸い焦げ茶のコーヒーテーブルが素敵でその後大人になった私は自分の部屋用に購入した程です。

私の部屋はこちらがルーツのような気がします。昔はこのようにマスターがいて、雰囲気を醸し出している喫茶店が多くありました。あの雰囲気は大好きで、たまに古い喫茶店をみると懐かしく足が向いてしまいます。絶対に珈琲は美味しくて間違いありません。けれどもあの日の『あいあむ』にはもう逢えません。

また、趣味でやっている様な昔みたいにこだわりの喫茶店の時代が来ます様に。

See you again

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