姉の部屋にあった裸体の絵

こんにちは🌹みなさん

SPLENDIDE NATURE代表の小泉昌代です。

8歳違いの姉がいるのですがこの姉が活動家で若くから労働組合で活動したり、山岳部に好きな人がいて一緒に登山をしたり共産党員になったり始めての海外旅行がソ連だったりテニスクラブを作ったりと。凄くパワフルな行動を、はたからボーっと見て育ちました。8歳も違うと大人です。父が急に亡くなった時も兄が事故に遭った時も母が入院した時も流石、長女。しっかりしています。全て責任を持って仕事を片付けていくリスペクトの姉。私達残りの3姉妹は最後にこのお姉さんに看取って貰おうと常日頃.言っています。そんな姉に一枚の絵画をプレゼントした男性がいました。

モディリアーニの1916年Female nude

裸体の絵でした。中学3年生の私にとってドキッとした瞬間でした。かなりオトナに見えました。7年後私は少しだけ大人になって大原美術館でモディリアーニの絵に遭遇しました。モディリアーニの絵で唯一歯を見せている女の子の絵でした。目にジッと焼き付けて来ました。それから20年後くらいか名古屋美術館で、それからもう一度ニューヨーク、メトロポリタン美術館で出逢いました。モディリアーニの絵を見るたびにあの頃の姉の部屋にあった裸体のモディリアーニを思い出します。姉にも苦い恋の思い出なんかがあるのでしょうね。もう少し歳をとったらその話を聞いてみたいです。

See you again

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