作品の作り方

こんにちは🌹みなさん

SPLENDIDE NATURE代表の小泉昌代です。

みなさんは作品のどの辺を見て良いと判断をしますか?全体のバランス?色使い?構造?奥行き?サイズ感?色々とあると思いますが、それらどれをとっても間違いでは無いと思います。主観ですから。私はその作者の心が伝わってくるかというところを見ます。少しくらい難があったとしても、見ていて気持ちが良くなるという作品は作者の愛情が詰まっています。

カッコ良く作ったものがあったとしても気持ちが入っていないものには共感を持てませんし、褒めることが出来ません。

勿論、基礎が大事です。ピンタレストで素敵な作品を真似して作ったとしても心が動かされないのはそういう事です。他人の作品を真似したとしても初めから心が入っていないのです。他人の作品なのです。上辺だけで繕ってもね。

私は作品を作る時に最初にする事はシチュエーションを知ることが大事だと思っています。

どこに飾るのか?どなたに差し上げるのか?年齢は?好きな色は?お好きなイメージは?置く場所のサイズは?予算は?まあここまで伺えば形が見えてくるのではないでしょうか。

一番大変なのは自分が好きでは無い色合いで作るものです。どうも気が乗りません。

けれども依頼をされたらそれに準じるしか無いのです。そうしましたら器を決めていきます。その器に合わせて花を選びます。その反対もありますが、器の方が数が少ないので合わせるのが大変なのです。

器が決まったら花の色を合わせていきます。花をまとめてテーブルに置きこれは仲間外れのものと思ったら外していきます。色が整ったところで挿していきます。器の形も大事です。段々、口が外側に広がっていたら花もそれに合わせて広げていくと馴染みます。びっしり埋めるのではなく空間を作る事も大切です。形にもよりますが。上級テクニックです。

お花をやられていない方も基礎を覚える事でセンスが光るオリジナル作品を作ってみて楽しんでみては如何ですか?まずは楽しむことです。

See you again

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