ドラマの刑務所みたい

こんにちは🌹みなさん

SPLENDIDE NATURE代表の小泉昌代です。

3ヶ月も入院していますと人間関係に愛情が湧いてくるものです。カーテンでお部屋が仕切られているのですが私は入り口の角部屋。端の方をトントンとご婦人が合図をして、何してる?って声をかけてきます。廊下に出るといつものメンバーで井戸端会議。どうせ時間はたっぷりありますのでお話に花が咲きます。

食事も管理されているのでお菓子類は禁止なのですがドラマの刑務所の中でタバコをコソコソ渡しポケットに入れるジーン。このタバコがお菓子に変わるのですが、このスリルがドラマのようでもあります。それがお隣の男部屋からも来ます。これが毎日ではありませんが一日外出できる日がありまして、まぁドラマで言うところの仮出所のようなものです。その次の日には必ずちょっとした差し入れがあるのです。ポケットからポケットへ壁の方にお尻を向け、何事もなかったかのように部屋に散る。看護師さんの眼を掻い潜り、まさしく刑務所です。3ヶ月で患者さん達が退院してはまた新しい方が入院してきます。治すという希望を持って。みなさん楽しかったのか退院する前の日から目に涙を溜めて別れを告げます。私の兄と似ている破天荒の山形のおじさまが今日、雪とともに退院していきました。涙もろいので目と口にマスクをして。もう会うこともないでしょう。

さようなら元気でね❣️

See you again

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